manapedia
古文単語「ことなり/異なり/殊なり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
著作名: 走るメロス
3,609 views
ことなり/異なり/殊なり

ALT

形容動詞・ナリ活用

未然形ことなら
連用形ことなりことに
終止形ことなり
連体形ことなる
已然形ことなれ
命令形ことなれ


「ことなり」は、
①異なり
②殊なり
とで意味がそれぞれ違う。
①異なり

意味

他と違う、普通とは違う

[出典]阿倍仲麻呂 土佐日記
「唐土とこの国とは言異なるものなれど、月の影は同じことなるべければ人の心も同じことにやあらむ。」

[訳]:唐とこの国(日本)とでは言葉は違っているものであるけれど、月の光は同じに違いないなので、(それを見て感じる)人の心も同じことではないだろうか。


②殊なり

意味

特別である、格別である

[出典]:都遷り 方丈記
ことなるゆゑなくて、たやすく改まるべくもあらねば...」

[訳]特別な理由もなく、簡単に(都が)新しくなるはずもないので...


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。