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古文単語「ただ/直」の意味・解説【副詞】
著作名: 走るメロス
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ただ/直

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「ただ」には
・直
・唯/只
の用法があり、それぞれ意味が異なる。ここでは「直」の用法について解説を行う。

※参照:唯/只の用法
副詞

意味1

直接に

[出典]:関白殿二月二十一日に 枕草子
「紅の御衣三つばかりを、ただ御直衣に引き重ねてぞ奉りたる。」

[訳]:紅のお着物三枚ほどを、直接直衣に重ねてお召になっています。


意味2

(距離的・時間的に)
すぐ、ちょうど

[出典]児のそら寝 宇治拾遺物語
「うれしとは思へども、ただ一度にいらへむも、 待ちけるかともぞ思ふとて...」

[訳]:嬉しくは思うのですが、すぐ一度の呼びかけで返事をすると、(呼ばれるのを)待っていたと(僧たちが)思うかもと思い...


意味3

ちょうど〜のようだ、まるで〜のようだ

[出典]:古今和歌集
「神無月時雨にぬるる紅葉はただ人の袂なりけり」

[訳]:十月の時雨に濡れる紅葉は、まるで悲しみにくれる人の袂のようであったことよ


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