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古文単語「さしいづ/差し出づ」の意味・解説【ダ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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さしいづ/差し出づ

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※「射し出づ」と書く場合もある。
ダ行下二段活用

未然形さしいで
連用形さしいで
終止形さしいづ
連体形さしいづる
已然形さしいづれ
命令形さしいでよ


意味1:自動詞

光が差し始める、光りだす

[出典]:七月ばかり 枕草子
「明うなりて、人の声々し、日もさしいでぬべし。」

[訳]:明るくなって、人々の声がして、日も差し始めてしまうだろう。


意味2:自動詞

人前に出る、外に出る

[出典]:伊勢物語
「さる滝の上に、藁座の大きさして、さしいでたる石あり。」

[訳]:そのような滝の上に、円座ほどの大きさで、外に出ている石があります。


意味3:自動詞

でしゃばる

[出典]はしたなきもの 枕草子
「はしたなきもの。異人を呼ぶに、われぞとさし出でたる。」

[訳]:気まずいこと。他の人を呼んだのに、自分のことかと(勘違いして)でしゃばってしまうこと。


意味4:他動詞

差し出す

[出典]宮に初めて参りたるころ 枕草子
「...手にてもえさし出づまじう、わりなし。」

[訳]:...(私は)手さえも差し出すことができないほど(気恥ずかしく)どうしようもない状態でいます。


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