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古文単語「ぐす/具す」の意味・解説【サ行変格活用】
著作名: 走るメロス
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ぐす/具す

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サ行変格活用

未然形ぐせ
連用形ぐし
終止形ぐす
連体形ぐする
已然形ぐすれ
命令形ぐせよ


意味1:自動詞

備わる、揃う

[出典]:源氏物語 紫式部
「人ざま容貌など、いとかくしも具したらむとは...」

[訳]:人柄や顔立ちなどが、本当にこれほどにも備わっていようとは...


意味2:自動詞

(〜に具すの形で)
一緒に行く、付いて行く

[出典]袴垂、保昌に会ふこと 宇治拾遺物語
「希有の人かなと思ひて、十余町ばかり具して行く。」

[訳]:珍しい人だなと思って、十余町ほど付いて行きます。


意味3:自動詞

結婚する、連れ添う

[出典]:大鏡
「かの大臣に具し給ひければ...」

[訳]:あの大臣と結婚なさったので...


意味4:他動詞

備える、揃える、添える

[出典]:竹取物語
「かの奉る不死の薬壺に文具して、御使ひに賜はす。」

[訳]:あの差し上げる不死の薬壺に手紙を添えて、(帝は)使者の方にお渡しになる。


意味5:他動詞

連れて行く、従える

[出典]木曽の最期 平家物語
「木曾殿の最後のいくさに、女を具せられたりけりなんど、いはれん事もしかるべからず。」

[訳]:木曽殿は最期の戦いに、女をお連れになっていたなどと言われるのは、残念である。


意味6:他動詞

持っていく、身に付ける

[出典]:枕草子 清少納言
「暗きに起きて、折り櫃など具せさせて...」

[訳]:暗いうちに起きて、折り櫃などを持って行かせて...


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