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古文単語「あそぶ/遊ぶ」の意味・解説【バ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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あそぶ/遊ぶ

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バ行四段活用

未然形あそば
連用形あそび
終止形あそぶ
連体形あそぶ
已然形あそべ
命令形あそべ


意味1:自動詞

(狩りや宴などを)
楽しむ

[出典]:万葉集
「海原の遠き渡りをみやびをの遊ぶを見むとなづさひ来し。」

[訳]:海原の遠い船路でしたが、風流な人が楽しむのを見ようと、波にもまれてやってきたことです。


意味2:自動詞

(音楽や詩歌、舞などを)
楽しむ

[出典]源氏物語 紫式部
「常にかく遊び給ふと聞くを...」

[訳]:いつもこのように演奏して楽しんでいらっしゃると聞くのだが...


意味3:自動詞

気ままに動きまわる、旅行する

[出典]伊勢物語
「さるをりしも、白き鳥の、嘴と脚と赤き、鴫の大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。」

[訳]:ちょうどそのとき、白い鳥で、くちばしと足が赤くて鴨ぐらいの大きさであるのが、水面を気ままに動きまわりながら魚を食べる。


意味4:自動詞

遊戯をする

[出典]伊勢物語
「昔、田舎わたらひしける人の子ども、井のもとにいでて遊びけるを...」

[訳]:昔、田舎で生計をたてていた人の子どもが、井戸の周りで遊んでいたのですが...


意味5:自動詞

仕事をしないで暮らす

[出典]:猿蓑
「門前の小家も遊ぶ冬至かな。」

[訳]:寺の門の前の小さな店の人も仕事をせずに過ごす冬至であることよ。


意味6:他動詞

演奏する

[出典]伊勢物語
「宵は遊びをりて、夜ふけて、やや涼しき風吹きけり。」

[訳]:宵には楽器の演奏をして、夜が更けてからは、少し涼しい風が吹いていました。


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