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古文単語「しげし/繁し/茂し」の意味・解説【形容詞ク活用】
著作名: 走るメロス
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しげし/繁し/茂し

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形容詞・ク活用

未然形しげくしげから
連用形しげくしげかり
終止形しげし
連体形しげきしげかる
已然形しげけれ
命令形しげかれ


意味1

(草木が)
生い茂っている

[出典]:万葉集 柿本人麻呂
「...春草のしげく生ひたる...」

[訳]:...春の草が茂り生えている...


意味2

多い、たくさんある

[出典]伊勢物語
「人しげくもあらねど、たび重なりければ... 」

[訳]:人が多いわけではありませんでしたが、(通いが)たび重なったので...


意味3

絶え間ない、しきりに

[出典]源氏物語 紫式部
「源氏の君は、御あたり去り給はぬを、ましてしげく渡らせ給ふ御方は、え恥ぢあへ給はず。 」

[訳]:源氏の君は、(父である帝の)おそばをお離れにならずにいらっしゃるので(帝の、複数いる奥方の部屋にも一緒に行くのですが)、帝がしきりに通っていかれる方(藤壺)は、(源氏の君の前では)恥ずかしがって(ばかり)はいらっしゃれません。


意味4

煩わしい、うるさい

[出典]伊勢物語
「人目しげければ、え逢はず。」

[訳]:人目が多くうるさいので、逢うことができずにいます。



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