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古文単語「まほし」の意味・解説【助動詞】
著作名: 走るメロス
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まほし

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助動詞

未然形(まほしく)まほしから
連用形まほしくまほしかり
終止形まほし
連体形まほしきまほしかる
已然形まほしけれ
命令形


※動詞、または動詞形活用の助動詞の未然形に付く。

意味1:自分の願望、希望

(自分が)
〜したい

[出典]物語・源氏の五十余巻 更級日記
「紫のゆかりを見て、続きの見まほしくおぼゆれど...」

[訳]:(源氏物語の)紫の上に関するところを見て、続きが見たいと思うのだが...


意味2:他人の願望、希望

(他人が)
〜したい、〜したがっている

[出典]:竹取物語
「あるいはおのが家に籠り居、あるいはおのが行かまほしき所へ往ぬ。」

[訳]:自分の家に籠る者もいれば、自分の行きたいところへ行ってしまう者もいる。


意味3:他人/物事への願望、希望

(他人や物事対して)
〜してほしい

[出典]仁和寺にある法師 徒然草
「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。」

[訳]:ちょっとしたことでも、先導役はいてほしいものである。

※「あらまほし」は、ラ行変格活用の動詞「あり」の未然形に「まほし」が付いた形。「あらまほし」をひとつの言葉(形容詞)として用いることもある。


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