manapedia
17世紀~18世紀の経済思想 ~重商主義、レッセフェールとアダム=スミス~
著作名: エンリケ航海王子
26,917 views
マナペディア(manapedia)とは、中学校・高等学校で勉強する科目に特化した、マナビを共有し合う場です。たくさんのテキストの中からあなたにあったマナビを探したり、あなたが学習・勉強してきたマナビを形に残したりすることができます。テキストの内容に関しては、他の参考文献をご覧になり、ご自身の責任のもとご判断・ご利用頂きますようお願い致します。

重商主義とは

この時代、哲学や政治思想とともに、経済思想にも新しい考えが出てきます。
この背景には、16世紀以降、絶対主義諸国がとっていた重商主義という政策がありました。

絶対主義の特徴は、常備軍官僚制を有していることでした。これによって、国王の権力は安定し、絶対王政が確立していたのです。

ところがこの制度を維持するためには、莫大な費用がかかります。

そこで絶対主義諸国は、重商主義政策という経済政策をとるようになります。

重商主義政策は、大きく分けて2つのものがありました。

重金主義

重金主義は、などの貴金属を国の富であると考え、それらをひたすら国内に貯めこむというものです。大航海時代以降のスペインポルトガルで主に採用され、鉱山開発などで植民地を通じて多くの金銀がヨーロッパにもたらされました。

ALT


(重金主義時代の船)

貿易差額主義

貿易差額主義は、主にイギリスフランスでとられた政策で、国内の産業を保護してさまざまな商品を生産し、他国との貿易の黒字化を促進して貨幣を獲得していこうというものです。これを促進するために、産業の保護や育成がはかられ、後に更に進んだ産業保護主義という形態になっていきます。

ALT


(貿易港)

1ページ
前ページ
1/2
次ページ

このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。






世界史