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古文単語「せむかたなし」の意味・解説【形容詞ク活用】
著作名: 走るメロス
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せむかたなし/せんかたなし

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形容詞・ク活用

未然形せむかたなくせむかたなから
連用形せむかたなくせむかたなかり
終止形せむかたなし
連体形せむかたなきせむかたなかる
已然形せむかたなけれ
命令形せむかたなかれ


意味1

どうしようもない、なすすべがない

[出典]:鳥は 枕草子
「...夜深くうちいでたる声の、らうらうじう愛敬づきたる、いみじう心あくがれ、せむかたなし。」

[訳]:...(ほととぎすの)真夜中に泣き出した声が、気品があって魅力があるのは、たいそう心がひかれて、どうしようもない


意味2

我慢できない、たまらなく切ない

[出典]物語・源氏の五十余巻 更級日記
せむかたなく思ひ嘆くに、物語のゆかしさもおぼえずなりぬ。」

[訳]たまらなく切なく嘆き悲しんでていると、物語を読みたいという気持ちも思わなくなってしまった。



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