manapedia
古文単語「なむ/並む/南無」の意味・解説【動詞・助動詞・名詞】
著作名: 走るメロス
493 views
マナペディア(manapedia)とは、中学校・高等学校で勉強する科目に特化した、マナビを共有し合う場です。たくさんのテキストの中からあなたにあったマナビを探したり、あなたが学習・勉強してきたマナビを形に残したりすることができます。テキストの内容に関しては、他の参考文献をご覧になり、ご自身の責任のもとご判断・ご利用頂きますようお願い致します。

なむ/なん

ALT

「なむ/なん」には、
係助詞
終助詞
連語
・助動詞
・動詞
・名詞
としての用法がある。ここでは①助動詞、②動詞、③名詞の用法の解説を行う。

※参照:係助詞/終助詞の用法
※参照:連語の用法

①助動詞

未然形
連用形
終止形なむ
連体形なむ
已然形なめ
命令形


意味:現在推量

〜だろう、〜しているだろう

※この用法の場合、活用語の終止形、またはラ変型の連体形に付く。現在推量を表す助動詞「らむ」と同語と考えられる。

[出典]:万葉集
「...鎌倉の水無の瀬川に潮満つなむか」

[訳]:...鎌倉の水無瀬川には潮が満ちているだろう


②動詞:並む/マ行四段活用

未然形なま
連用形なみ
終止形なむ
連体形なむ
已然形なめ
命令形なめ


意味1:自動詞

並ぶ、一列に連なる

[出典]:大鏡
「御前どももえ驚かし申さで、ただ候ひなめるに...」

[訳]:先払いをする者も(道隆を)起こし申し上げることができずに、ただ並んでいると...


意味2:他動詞

並べる、一列に連ねる

[出典]:万葉集
「秋されば霧立ちわたる天の川石置かば継ぎて見むかも」

[訳]:秋になると霧がたちこめる天の川に飛び石を並べて置いたなら(彦星と織女は)絶えず会うことができるだろうか


②動詞:並む/マ行下二段活用

未然形なめ
連用形なめ
終止形なむ
連体形なむる
已然形なむれ
命令形なめよ


意味:他動詞

並べる、一列に連ねる

[出典]源氏物語 紫式部
「駒並めてうち過ぎ給ふにも...」

[訳]:馬を並べて通過していかれるにつけても...


③名詞:南無

意味

菩薩に帰依することを表す言葉

※参照:係助詞/終助詞の用法
※参照:連語の用法

このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。