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古文単語「ちはやぶる/千早振る」の意味・解説
著作名: 走るメロス
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ちはやぶる/千早振る

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①連体詞

意味

勢いが強い、荒々しい

[出典]:古事記
「この沼の中に住める神、いとちはやぶる神なり。」

[訳]:この沼の中に住んでいる神は、たいそう荒々しい神である。


[出典]:万葉集 柿本人麻呂
「東の国の御軍士を召したまひてちはやぶる人を和せと...」

[訳]:東の国の兵隊を招集なさって、荒々しい者を平定せよと...


備考

上二段動詞の「ちはやぶ」の連体形が連体詞となったもの。「ちはやふる」と書くこともある。

②枕詞

意味

「神」や地名の「宇治」にかかる枕詞

[出典]:百人一首
ちはやぶる神代もきかず竜田川 からくれなゐに水くくるとは」

[訳]:神の時代にも聞いたことがない。竜田川の水を紅葉葉があざやかな紅色にくくり染めにするとは

[他の収録作品]
古今集 秋下 294 在原業平
伊勢物語 106


[出典]土佐日記 紀貫之
ちはやぶる神の心を荒るる海に 鏡を入れてかつ見つるかな」

[訳]:荒々しい海に神の御心を見ましたが、鏡を入れると、神の別の側面の御心も見えました





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