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孟浩然『宿建徳江』(建徳江に宿る)現代語訳・書き下し文と解説(押韻など)
著作名: 走るメロス
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『宿建徳江』

ここでは孟浩然の詠んだ漢詩『宿建徳江』の書き下し文、現代語訳と解説をおこなっています。

白文(原文)

移舟泊煙渚

日暮愁新

野曠天低樹

江清月近人

書き下し文

舟を移して煙渚に泊す

日暮客愁新たなり

野曠くして天は樹より低く

江清くして月は人に近し

現代語訳(口語訳)

舟を動かして、川のもやが立ち込める岸に停泊をした

夕暮れ時には旅愁が新たにわいてくる

野は広くして、空は木々の高さに垂れ下がっている(ように見える)

川は澄み、月は人の近くにある(ように低く感じられる)

詩形

この漢詩は五つに並んだ漢字が四つの行からなる、五言絶句というスタイルをとっています。「新(シン)」「人(ジン)」が韻を踏んでいます。(押韻という)

また、第三句と第四句は対句をなしています。

単語解説

「旅人」を意味する
天低樹「高い位置にあるはずの空が、樹に届くぐらい低く見える」ということ
月近人「天低樹」と同様に、「月が手に届きそうなぐらい低い位置にあるように思える」ということ



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