manapedia
土佐日記 原文全集「海の月」
著作名: 古典愛好家
2,488 views
マナペディア(manapedia)とは、中学校・高等学校で勉強する科目に特化した、マナビを共有し合う場です。たくさんのテキストの中からあなたにあったマナビを探したり、あなたが学習・勉強してきたマナビを形に残したりすることができます。テキストの内容に関しては、他の参考文献をご覧になり、ご自身の責任のもとご判断・ご利用頂きますようお願い致します。

海の月

一月八日

八日、障ることありて、なほ同じところなり。

今宵、月は海にぞ入る。これを見て、業平の君の

「山の端逃げて入れずもあらなむ」


といふ歌なむ思ほゆる。もし海辺にて詠まましかば、

「波たちさへて入れずもあらなむ」


ともよみてましや。いまこの歌を思ひいでて、ある人の詠めりける、

  照る月の流るる見れば天の川 出づる港は海にざりける

とや。                                                                              

このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。