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枕草子 原文全集「御乳母の大輔の命婦」
著作名: 古典愛好家
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御乳母の大輔の命婦

御乳母の大輔の命婦、日向へくだるに、たまはする扇どもの中に、かたつかたは、日いとうららかにさしたる田舎の館などおほくして、いまかたつかたは京のさるべき所にて、雨いみじう降りたるに、
  
あかねさす日に向かひても思ひいでよ 都は晴れぬながめすらむと

御手にて書かせ給へる、いみじうあはれなり。さる君を見おきたてまつりてこそ、えゆくまじけれ。
                    
                    
                    
                    
                  

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