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『みな人は花の衣になりぬなり苔の袂よかわきだにせよ』現代語訳と解説・品詞分解
著作名: 走るメロス
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はじめに

このテキストでは、古今和歌集で詠まれている「みな人は花の衣になりぬなり苔の袂よかわきだにせよ」という歌について説明していきます。

原文

みな人は花の衣になりぬなり苔の袂よかわきだにせよ

現代語訳(口語訳)

人々はみな喪が明けて、はなやかな衣に着替えたそうだ。(しかし私はまだ、喪が明けても帝の死を悲しんでいる。)涙に濡れた僧衣の袂よ、せめて乾きだけでもしておくれ。

解説・鑑賞のしかた

時の天皇がなくなったあとに、人はみな喪に服しました。この歌を詠んだ僧正遍昭は出家をして山にこもりました。喪が明けたあと、人々は喪服を脱いで明るさを取り戻していきますが、天皇がなくなったショックから立ち直れないでいる僧正遍昭の気持ちをダイレクトに詠んだ歌です。

品詞分解

※名詞は省略してあります。

みな人
(係助詞)

(格助詞)

(格助詞)
なり(ラ行四段活用・連用形)
(完了の助動詞・終止形)
なり(伝聞の助動詞・終止形)

(格助詞)

(終助詞)
かわき(カ行四段活用・連用形)
だに(副助詞)
せよ(補助動詞・作業変格活用・命令形)



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