manapedia
『君が行く道の長手(ながて)を繰り畳(たた)ね焼き滅ぼさむ天の火もがも』現代語訳と解説・品詞分解
著作名: 走るメロス
20,094 views
マナペディア(manapedia)とは、中学校・高等学校で勉強する科目に特化した、マナビを共有し合う場です。たくさんのテキストの中からあなたにあったマナビを探したり、あなたが学習・勉強してきたマナビを形に残したりすることができます。テキストの内容に関しては、他の参考文献をご覧になり、ご自身の責任のもとご判断・ご利用頂きますようお願い致します。

はじめに

ここでは、万葉集で詠まれている「君が行く道の長手(ながて)を繰り畳(たた)ね焼き滅ぼさむ天の火もがも」という歌について説明していきます。

原文

君が行く道の長手(ながて)を繰り畳(たた)ね焼き滅ぼさむ天の火もがも

現代語訳

あなたが(流刑で行く)長い道のりを、手繰り寄せて折りたたんで焼き払ってしまえるような、そんな天の神の火がほしい。

解説・鑑賞のしかた

作者の恋人が、越前の国に流罪になったときに詠まれた歌です。長い道のりを天の火が焼き払うということは実際には起こりえませんが、そう表現するほど、恋人との別れがつらかったという作者の心情が伺えます。

単語

道の長手長い道のり
天の火天から降ってくる火
もがも「もがな」とも書き、「~だったらいいなぁ」と訳す


品詞分解

※名詞は省略してあります。

格助詞
行くカ行四段活用・連体形
格助詞
長手
格助詞
繰り畳ねナ行下二段活用・連用形
焼き滅ぼさサ行四段活用・未然形
婉曲の助動詞・連体形
格助詞
もがも願望の終助詞


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。