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藤原俊成『昔思ふ草の庵の夜の雨に涙な添へそ山ほととぎす』 現代語訳と品詞分解
著作名: 走るメロス
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はじめに

このテキストでは、新古今和歌集で詠まれている「昔思ふ草の庵の夜の雨に涙な添へそ山郭公」という歌について説明していきます。

原文

昔思ふ草の庵の夜の雨に涙な添へそ山郭公

現代語訳(口語訳)

昔の優雅な暮らしを思い出して寂しくしているこの草庵に雨が降っている。山で鳴くほととぎすよ、悲しい鳴き声で、さらに私に涙の雨まで降らそうとさせないでおくれ。

解説・鑑賞のしかた

過去の華やかな生活を、現在の質素な暮らしと対比させています。さらに山ほととぎすの悲しい鳴き声をあわせることで、感傷的な雰囲気を作り出しています。

単語


昔思ふ過去の、優雅な暮らしの生活のことを、今は草庵の中で思いだしているということで、感傷的な意味合いをかもしだしている
夜の雨にここで降っている雨は五月雨
涙なそへそ山ほとぎすの悲しみを誘う鳴き声で、涙(という雨)が出そうなので、そうさせないでくれ


単語

※名詞は省略してあります。


思ふ(ハ行四段活用・連体形)

(格助詞)

(格助詞)

(格助詞)

(格助詞)

(副詞)
そへ(ハ行下二段活用・連用形)
(終助詞)
山郭公


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