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『春の園紅にほふ桃の花下照る道に出で立つをとめ』 わかりやすい現代語訳と解説・品詞分解
著作名: 走るメロス
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はじめに

このテキストでは、万葉集で詠まれている「春の園紅にほふ桃の花下照る道に出で立つをとめ」という歌の現代語訳・口語訳とその解説をおこなっています。

書籍によっては、「春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ乙女」、「春の園紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ娘子」などと記されているものもあります。

原文

春の園紅にほふ桃の花下照る道に出で立つをとめ

現代語訳

春の庭が紅色に美しく照り輝いています。桃の花が木の下まで美しく照り映えた道に出てたたずむ少女よ。

解説

この歌は、奈良時代の歌人大伴家持(おおとものやかもち)によって詠まれた歌です。大伴家持は、万葉集の編纂にもかかわっていました。

春の庭で赤く色づいている桃の花をまず描写していますが、この花の明るさが後に登場する少女をより鮮明にイメージさせてくれます。ちなみに「にほふ」とは、美しく色づいている、美しく照り輝くを意味します。

品詞分解

※名詞は省略してあります。

格助詞
にほふハ行四段活用・連体形
格助詞
下照るラ行四段活用・連体形
格助詞
出で立つタ行四段活用・連体形
をとめ



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