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『山中与幽人対酌(山中にて幽人と対酌す)』 李白 書き下し文・現代語訳(口語訳)と文法解説
著作名: 走るメロス
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はじめに

幽人とは、「人里離れたところでひっそりと暮らしている人」のことで、タイトルは「山中でひっそりと暮らしている隠者と酒を酌み交わす」といったとこでしょうか。

この句は、7文字にならんだ漢字が4段になってできた七言絶句というタイプの句です。また、開、杯、来と押韻となっていることも抑えておきましょう。


白文(原文)

両 人 対 酌 山 花 開
一 杯 一 杯 復 一 杯
我 酔 欲 眠 卿 且 去
明 朝 有 意 抱 琴 来


書き下し文

両人対酌すれば 山花開く

一杯一杯 復(ま)た一杯

我酔いて眠らんと欲す 卿(きみ)且(しばら)く去れ

明朝 意あらば 琴を抱きて来たれ

口語訳(現代語訳)

2人で向かい合って酒を飲んでいるが、山では花が咲いているではないか。

つい、一杯一杯、また一杯と酌み交わしてしまった。

私はすっかり酔っ払って眠くなってきたよ。君はひとまず帰ってはどうか。

明日の朝、気が向いたら琴を持ってきて奏でてくれ。

単語


両人李白と幽人を指す
君とも書く。相手を呼ぶときの呼称
「しばらく」と読む。現代語と同じ意味ではなく、「ひとまず」という意味



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