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『望廬山瀑布(廬山の瀑布を望む)』書き下し文・現代語訳と文法解説(押韻、形式など)
著作名: 走るメロス
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はじめに

ここでは、中国の詩人李白の詠んだ、『望廬山瀑布(廬山の瀑布を望む)』の書き下し文、現代語訳とその解説をしています。廬山とは中国にある山の名前で、漢文にはよく登場してくる山です。写真をみてイメージをしてみてください。

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「廬山」

原文(白文)

左から右に読んでください。

日 照 香 炉 生 紫 煙
遥 看 瀑 布 挂 前 川
飛 流 直 下 三 千 尺
疑 是 銀 河 落 九 天


書き下し文

日は香炉を照らし 紫煙生ず

遥かに看る 瀑布の前川に挂くるを

飛流直下 三千尺

疑うらくは是れ 銀河の九天より落つるかと

現代語訳

日の光が香炉峰を照らし、紫色の煙があがっている。

はるか遠くには滝が、長い川を掛けたかのように流れ落ちているのが見える。

滝の水は三千尺下にまっすぐと落ちている。

天の川の水が、天の最も高いところから落ちてきたのではないかと思うほどだ。

形式

この漢詩は七つに並んだ漢字が四つの行からなる、七言絶句というスタイルをとっています。また、「煙」、「川」と「天」が韻を踏んでいます。(押韻という)


単語

廬山中国江西省にある山。漢詩によく登場する、中国の世界遺産
香炉廬山にある峰の1つ
紫煙もや。写真を参照してもらいたい
瀑布横幅のある滝
前川前の方に見える川
飛流飛ぶような滝の流れ
三千尺1尺30cmであるが、ここではそれほど長いという例えで三千尺を使っているだけで、数値に特別な意味はない
銀河天の川
九天天の最も高いところ



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