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『矛盾』の由来-わかりやすい解説と現代語訳(口語訳)-
著作名: 春樹
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矛盾(むじゅん)

みなさんは矛盾という言葉をご存じですか?「つじつまがあわない」という意味で使われる言葉ですが、「矛盾=つじつまがあわない」となったお話をご紹介しましょう。

昔あるところに、矛(ほこ)と盾(たて)を売る商人がいました。商人が言うには
商人:「こちらにある矛。これはすぐれものだよ!なんてったってどんな堅い盾をも貫いてしまうんだから。この矛をもってさえいれば、どんな盾でも突き破ることができる。さー、買った買った!」


商人は続けます。
商人:「こちらにある盾もすぐれものだよ。どんな矛で突かれても、絶対に破られることはないんだから。さっきの矛と一緒に持っていたらもう怖いものなし!」



その商人の説明を聞いていた一人のお客が、何かおかしいと感じて質問をしました。
お客:「じゃあその矛でその盾を突いたら、いったいどっちが勝つんだ?なんでも貫き通せる矛と、なんでもガードができる盾なんだよね?どうなの?」


こう聞かれた商人は困ってしまって何も言うことができなくなってしまいました。

この話は、中国の「韓非子」(かんびし)という本の中にあるお話で、このことから、矛と盾をたして「矛盾」という言葉が誕生し、「つじつまがあわない」という意味をもつようになったと言われています。

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