manapedia
『贈汪倫(汪倫に贈る)』 李白 書き下し文と現代語訳(口語訳)/解説
著作名: 走るメロス
16,929 views
マナペディア(manapedia)とは、中学校・高等学校で勉強する科目に特化した、マナビを共有し合う場です。たくさんのテキストの中からあなたにあったマナビを探したり、あなたが学習・勉強してきたマナビを形に残したりすることができます。テキストの内容に関しては、他の参考文献をご覧になり、ご自身の責任のもとご判断・ご利用頂きますようお願い致します。

はじめに

ここでは、中国の詩人李白の詠んだ、「贈汪倫」の書き下し文と現代語訳を書いています。汪倫は、李白が旅で訪れた村の酒造りの名前ですが、李白が村をはなれるときに、世話になったお礼にと詠まれたのがこの漢詩だとされています。

漢文(白文)

左から右に読んでください。

李 白 乗 舟  欲 行
忽 聞 岸 上 踏 歌 声
桃 花 潭 水 深 千 尺
不 及 汪 倫 送 我 情


書き下し文

李白舟に乗って将に行かんと欲す

忽ち聞く岸上踏歌の声

桃花潭水深さ千尺

及ばす汪倫が我を送るの情に

現代語訳(口語訳)

私、李白は、今まさに船にのって出発しようとしている

そのとき、岸の上から足踏みをしながら歌っている声が聞こえてきた
(※李白を見送るために、汪倫と村人が歌っている)

桃花(湖の名前)の深さは千尺というが

汪倫が私を思ってくれている情の深さにはかなわないだろう

解説

【再読文字】
「将」は再読文字で、「まさに~せんとす」と読みます。
意味は「今まさに~しようとしている」です。

【単語】
忽聞ふと、聞こえてきた
桃花 潭中国の安徽省(あんきしょう)にある湖の名前



このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。