manapedia
送元二使安西(元二の安西に使ひするを送る)の現代語訳と解説
著作名: 走るメロス
130,746 views
マナペディア(manapedia)とは、中学校・高等学校で勉強する科目に特化した、マナビを共有し合う場です。たくさんのテキストの中からあなたにあったマナビを探したり、あなたが学習・勉強してきたマナビを形に残したりすることができます。テキストの内容に関しては、他の参考文献をご覧になり、ご自身の責任のもとご判断・ご利用頂きますようお願い致します。

はじめに

ここでは、中国の詩人、王維のよんだ句「元二の安西に使ひするを送る」の書き下し文、そして現代語訳(口語訳)を記しています。この句は、王維とその友人であった元二と呼ばれる人物の別れを読んだ句です。元二が公用で安西に旅立つにあたって王維は、旅立ちの前の日に渭城の旅館で酒を酌み交わします。しかしいざ、出発の朝になってみると、別れが名残惜しく、「最後にもう1杯酌み交わそうではないか」と元二に告げている、そういうシーンの句です。安西、渭城と陽関は地名です。

ちなみにこの詩は七つに並んだ漢字が四つのブロックからなる七言絶句です。「塵(じん)」、「新(しん)」、「人(じん)」が韻を踏んでいます。

白文(原文)

上から下にではなく、左から右に読んでください。

渭 城 朝 雨 浥 軽 塵
客 舎 青 青 柳 色 新
勧 君 更 尽 一 杯 酒
西 出 陽 関 無 故 人

書き下し文

渭城の朝雨 軽塵を浥し

客舎青青柳色新たなり

君に勧む 更に尽くせ一杯の酒

西のかた 陽関を出づれば 故人無からん

次ページ:現代語訳(口語訳)とテストに出題されそうな問題


1ページ
前ページ
1/2
次ページ

このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。