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独占禁止法が禁止するもの
著作名: ピタゴラス3世
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独占

1つの企業または少数の企業が市場の価格や生産量を決められる状態にあることを独占と言います。この独占を禁止しているのが独占禁止法という法律です。

飛行機を例に考えてみましょう。
東京→札幌の間を運行している飛行機会社はA社とB社の2社だけです。つまりA社かB社の飛行機を使わないと、東京から札幌には行けないということですね。A社とB社、ともにチケット料金は1万円で売っていました。

このときB社が、A社に対抗するためにチケットの値段を¥9,000に値下げしたとしましょう。そうするとA社はこれに対抗して、¥8,000に値下げをしようとするかもしれません。さらにA社が「¥8,000ならB社は¥7,000で!」となるかもしれませんよね。
独占禁止法

そうなると消費者にとってはありがたいことですが、A社とB社からすれば無駄に値下げをしてお互いにもうけを減らすだけです。そうなることを防ぐために、A社とB社は事前に話しあって「1万円という価格からは値下げしないようにしましょうね」、と極秘で決めたとします。「この示し合わせをしてはいけませんよ!きちんと企業間で戦いなさいよ。」というのが、独占禁止法で言われていることなのです。



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