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ルターの唱えた本来あるべき宗教信仰
著作名: zed
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腐敗していた教会

15、16世紀ごろのキリスト教は、本来のその姿とはかけ離れたものでした。例えば、神を信じるのであれば〇〇を買いなさいだとか、キリスト教徒でありたければ税金を納めなさいのように、腐敗の進んだ悪徳商法のようなものになっていたのです。

このような宗教のあり方に疑問を呈したのがルターですが、彼が行動をするきっかけとなったのが、購入すると本人とその家族の罪が許されると銘打った、贖宥状(しょくゆうじょう)をカトリック教会が発行し始めたことでした。
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当時のローマ教皇であったレオ10世は、聖ピエトロ寺院の修復資金を得るために贖宥状を発行します。
これに対してルターは、本当の信仰とは、教会に対するものではなく、神に対するものであると主張しカトリック教会に反発しました。この考えを信仰義認と言います。
結局ルターは破門をされてしまうのですが、この考え方は領主や農民の支持を集め宗教改革の引き金を引くことになりました。

ルターはこの他にも、神の前ではすべての信者が平等であるので、信仰に身分はいらない(司祭と信者の関係など)という万人司祭という考え方や、本当の心の拠り所は、教会の行う事業やイベントを通じて得られるものではなく、一人ひとりが聖書から感じて得られるものだとする聖書中心主義を唱えました。

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