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動物のもつイメージ
著作名: 春樹
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日本でカラスだったり黒猫というと、何か不吉な予感がしますよね。
漢文でも、動物がイメージを具現化しているというパターンがあります。
試験にでることはあまりありませんが、重要と思えるものをピックアップしましたので説明しましょう。
烏(カラス)

早速登場しました、「烏」です。冒頭でも説明したように、日本で「烏」はあまり良いイメージをもつ動物ではありません。しかし中国故事では「哀愁」を意味します。
また、夜にカラスがなくことは「鳥啼夜」と書き、なにか良いことが起こる前触れとされています。日本とは全く逆ですね。
雁(かり)

雁は手紙を指す動物です。「雁書」と書いて「故郷への手紙」を意味します。
また、雁はもともと集団飛行をする鳥ですので、「孤雁」というと「孤独」を意味します。
蝉(せみ)

蝉は高潔・孤高を意味する虫です。
なぜ高潔・孤高なのかというと、蝉は幼虫の間、何年も地中で一人ぼっちで生活をしています。そして成虫になると1週間でその生命を終えてしまう。そのライフサイクルが高潔・孤高というイメージを当時の人々に持たせたからです。

虎はイメージ通り、獰猛という意味の他に「無謀」という意味を持ちます。
どちらかと言うと後者の意味で用いられることが多いです。

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